「悩み」から「希望」へ。

クッカの心臓に雑音が…

コロナの時代の不安…

クリスチャンでいる事の喜び…

「イエスはすぐ彼らに話しかけられた。『安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。』」(マタイ14:27

今日の福音書はイエスさまの弟子たちが嵐に遭遇した話となっている。時々、人生の嵐がわたしたちを襲い掛かり、わたしたちのバランスを崩そうとする。どんどん沈んでいき、溺れるのではないかと恐れるときもある。心が病んだり、仕事を失ったり、大切な人とのお別れをしたり、人間関係で行き詰まったり、災害の被害を受けたり、お医者さんから衝撃的な一言を言われたりするなど。昨今の新型肺炎も終わらない嵐のように感じる。そのようなとき、イエス・キリストのおかげで、神さまが揺るぎない優しさをもって見守ってくださること、わたしたちが通らなければならない険しい道のりをご覧になり理解してくださっていること、そして何が起ころうともご自分の手が届かないところまで行かせないことを知るのは大きな恵みである。直面している嵐がただちに凪にならなくても、その嵐の真っ最中でも独りぼっちでないことを知っている人は、勇気と希望をもって耐え忍ぶことができる。(司祭 ケビン・シーバー)

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